顔デカおじさんのトキメキブログ

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【ペット】現役動物看護師が教える犬が食べてはいけない食べ物 その2

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 こんにちは、顔デカおじさんの嫁です!

食べてはいけない食べ物」の代表的なものを2つ紹介していきたいと思います。

今回はその2です。前回の記事も興味のある方はぜひ、

じっくり読み込んでくださいね! 

↓↓↓↓↓↓その1の記事はコチラ↓↓↓↓↓↓

kaodekaojisan.hatenablog.com

 

ぶどう・レーズンなど

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 ぶどうって甘くておいしいですよね!!でも犬にとっては食べると

健康に悪影響を及ぼします。ぶどうと名の付くものは、どんな犬にも

与えてはなりません。意外に知らない方も多いようです。

 

 

なぜ食べてはいけないの?

 実は、ブドウを食べるとなぜ中毒を起こすのか、原因はまだ解明されて

いません。農薬や殺虫剤、カビなどの汚染が疑われてはいますが、

今のところは身よりも皮の方が危険性が高いといわれています。

 また、ブドウを乾燥させたレーズンは成分が凝縮されているため、

危険性も増します。小さくなって食べやすく、お菓子やパンなどに

加工されることも多いので、犬が食べてしまわないように注意してください。

 

主な症状

 ブドウを食べると2~5時間で次のような症状がでます。

 

・嘔吐・下痢

・無気力

・食欲不振

・腎不全   など

 

 急性腎不全の場合、突然尿を生産する機能が停止するため、欠尿~無尿が

生じます。そうなれば、最悪、命を落とすこともあります

一粒でも食べてしまった場合、症状がなくても動物病院に連れて行くことを

おすすめします。

 

急性腎不全の症状

・脱水症状

・嘔吐・無気力

・食欲不振

・意識が低下する

・呼吸が荒くなる

・普段より尿量が少ない

・多飲多尿

・痛みをこらえるように背中を丸めてじっとしている  など

 

キシリトール

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 キシリトール入りのガムをあげたりしていませんか。

人間では口臭ケアに使ったりしますが、犬にとっては危険な食べ物の一つです。

誤って食べないように、犬の口が届かないところに保管しましょう。

 

なぜ食べてはいけないの?

 「キシリトール」は「五炭酸アルコール」という

糖アルコール」の仲間です。イチゴやレタスなどの果物や野菜にも

含まれています。

犬はキシリトールを摂取すると、インスリンが大量かつ、急激に分泌されて、

低血糖になったり、肝臓に障害を引き起こしたりする危険性があります。

 

主な症状

 キシリトールを摂取するとだいたい30分~60分後に低血糖が生じ

次のような症状が出ます。

 

・嘔吐

・活動の低下

・ふらつき

・傾眠(ほとんど寝て過ごすような状態)

・元気消失   など

 

 犬によっては12時間程度経ってから症状が出ることがあるので、

注意が必要です。

 

まとめ

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人が与えてしまったり、誤って犬が口にしてしまったときは、

自己判断せずに、獣医師に相談し、指示を仰ぐことをおすすめします。

 大切なことは、犬が食べ物を食べれる環境を作らないことです。

テーブルの上に放置しない、家族で危険性を共有するといったことを

行いましょう。

 いかがでしたでしょうか。

まだまだ「犬が食べてはいけないもの」はたくさんあります。

少しずつ紹介していきますので、お時間が許されれば、

読んでみてください。