こんにちは!顔デカおじさんの嫁です!
今回は「フィラリア症の症状」について書きました。
お薬の適切な使用で予防できる病気ですが、万が一感染した場合に
どのような症状がでるのか解説していこうと思います。
じっくり読み込んでくださいね!
フィラリア症の症状
発症します。一度感染してしまうと、治療に時間がかかったり、
生命を脅かす恐ろしい病気でもあります。
蚊から小さな幼虫が入ってきても、すぐにフィラリア症の
予防薬で幼虫を駆除できれば心配はありません。問題になるのは、
入ってきた幼虫が予防薬では駆除できないくらい大型化し、
心臓や血管を傷つけることと、成虫が大量に生んだ幼虫により
全身の組織が炎症を起こし破壊されてしまうこと。
フィラリアは、肺に血液を送るための大切な場所である、肺動脈や
心臓の右側に寄生するため、代表的な症状は心臓と肺にあらわれます。
❁フィラリア症の症状:心不全/三尖弁機能障害
心臓の右側に寄生しているフィラリアが、心臓の中にある
逆流防止弁(三尖弁)を傷つけたり、虫体自体が血液の流れを
邪魔することで、右心不全の症状があらわれます。
元気や食欲がない、咳、呼吸困難(肺水腫)や心臓の雑音、
むくみや腹水などがみられることがあります。
血管の中で赤血球が壊れてしまい、血色素尿(赤色のおしっこ)や
赤血球の色素由来の黄疸(白目や歯ぐきが黄ばむ、おしっこが
濃い黄色になる)が出ることもあります。
❁フィラリア症の症状:肺障害
フィラリアの刺激によって肺の血管がカチコチに
硬くなってしまったり、血栓を作ってしまうことで、
肺が傷ついたりします。
初期症状では運動した時のみの咳や活動量の低下などが
ありますが、重度になってくると咳き込みや呼吸困難、
チアノーゼ(舌や歯ぐきが青ざめる、白っぽく見える)といった
症状がでます。
心不全と肺障害はいずれも命にかかわることもあります。
まとめ
万が一フィラリア症を発症してしまうと、病気だけでなく
治療でも愛犬の身体に負担がかかってしまいます。
お薬の適切な使用で予防できるので、忘れず、
確実にお薬を使用しましょう。
いかがでしたでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
愛犬の飼い主さんのお役に立てればと思います。