顔デカおじさんのトキメキブログ

トレーニングと和菓子作りの情報発信

【ペット】現役動物看護師が教える!愛犬のフィラリアの症状について

f:id:kaodekaojisan:20220213154022p:plain

 

こんにちは!顔デカおじさんの嫁です!

 

今回は「フィラリア症の症状」について書きました。

お薬の適切な使用で予防できる病気ですが、万が一感染した場合に

どのような症状がでるのか解説していこうと思います。

 

じっくり読み込んでくださいね!

 

 

 

フィラリア症の症状

f:id:kaodekaojisan:20210923130045j:plain

 

フィラリアという寄生虫が血管や心臓の中に寄生することで

発症します。一度感染してしまうと、治療に時間がかかったり、

生命を脅かす恐ろしい病気でもあります。

 

蚊から小さな幼虫が入ってきても、すぐにフィラリア症の

予防薬で幼虫を駆除できれば心配はありません。問題になるのは、

入ってきた幼虫が予防薬では駆除できないくらい大型化し、

心臓や血管を傷つけることと、成虫が大量に生んだ幼虫により

全身の組織が炎症を起こし破壊されてしまうこと。

フィラリアは、肺に血液を送るための大切な場所である、肺動脈や

心臓の右側に寄生するため、代表的な症状は心臓と肺にあらわれます。

 

フィラリア症の症状:心不全/三尖弁機能障害

 心臓の右側に寄生しているフィラリアが、心臓の中にある

逆流防止弁(三尖弁)を傷つけたり、虫体自体が血液の流れを

邪魔することで、右心不全の症状があらわれます。

 

元気や食欲がない、咳、呼吸困難(肺水腫)や心臓の雑音、

むくみや腹水などがみられることがあります。

 

血管の中で赤血球が壊れてしまい、血色素尿(赤色のおしっこ)や

赤血球の色素由来の黄疸(白目や歯ぐきが黄ばむ、おしっこが

濃い黄色になる)が出ることもあります。

 

 

フィラリア症の具体的な症状(軽度~重度)について

詳しくはコチラ↓↓↓↓↓↓

 

kaodekaojisan.hatenablog.com

 

 

フィラリア症の症状:肺障害

 フィラリアの刺激によって肺の血管がカチコチに

硬くなってしまったり、血栓を作ってしまうことで、

肺が傷ついたりします。

 

初期症状では運動した時のみの咳や活動量の低下などが

ありますが、重度になってくると咳き込みや呼吸困難、

チアノーゼ(舌や歯ぐきが青ざめる、白っぽく見える)といった

症状がでます。

 

心不全と肺障害はいずれも命にかかわることもあります。

 

 

フィラリア症の初期症状「咳」について詳しくはコチラ↓↓↓↓↓↓

 

kaodekaojisan.hatenablog.com

 

 

 

まとめ

f:id:kaodekaojisan:20210923133212j:plain

 

万が一フィラリア症を発症してしまうと、病気だけでなく

治療でも愛犬の身体に負担がかかってしまいます。

 

お薬の適切な使用で予防できるので、忘れず、

確実にお薬を使用しましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

愛犬の飼い主さんのお役に立てればと思います。