こんにちは、顔デカおじさんの嫁です!
ダニは非常に小さい節足動物で、その存在を生活の中で感じることは
ほとんどありません。しかし、ダニの寄生によって皮膚の赤みや
かゆみなどの皮膚病がもたらされるのはもちろん、ダニが感染症を
媒介する可能性もある実は怖い存在です。
今回の記事では、
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・マダニが愛犬に引き起こす症状
・マダニが人に引き起こす症状
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など、わかりやすく解説していきます。
じっくり読み込んでくださいね!
マダニが愛犬に引き起こす症状
❁貧血
マダニは1回に5mlも血を吸うので、大量に寄生された際には
貧血を起こします。
❁アレルギー性皮膚炎
マダニの唾液がアレルゲン(アレルギーの原因)と
なるため、強いかゆみや皮膚の腫れなどを引き起こします。
❁ダニ麻痺症
唾液中に毒性物質を含むマダニに吸血されることで、
神経障害(弛緩性麻痺)を引き起こします。
マダニが人に引き起こす症状
マダニは人にも害を及ぼします。
犬と同様に吸血されると皮膚が大きく腫れあがります。
そして恐ろしいのは、マダニが媒介する感染症です。
愛犬がつけて帰ったマダニから感染する可能性もあります。
特に注意しなければならないのが
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」です。
発熱や嘔吐、血尿・血の混じった慢性的な下痢が
主な症状で、致死率は20%前後です。
現在、有効なワクチンがないので、
草むらや藪などマダニが多く生息する場所に入る場合は
肌の露出を少なくして対策することが大切です。
まとめ
ペットのダニ予防はペットのためにも飼い主さんの
ためにも必要なものです。皮膚の赤み、かゆみの症状以外にも
恐ろしい感染症を媒介します。
マダニに吸血されたときの症状はもちろん、
媒介する感染症に感染した時の症状の方が
重く感じられます。
愛犬を守るため、そして飼い主さん自身の安全のためにも
ダニ駆除は毎月定期的に行いましょう!
いかがでしたでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
愛犬の飼い主さんのお役に立てればと思います。