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【ペット】現役動物看護師が教える!ダニ予防薬の種類について!

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 こんにちは、顔デカおじさんの嫁です! 

 

 ダニは非常に小さい節足動物で、その存在を生活の中で感じることは

ほとんどありません。しかし、ダニの寄生によって皮膚の赤みや

かゆみなどの皮膚病がもたらされるのはもちろん、ダニが感染症

媒介する可能性もある実は怖い存在です。

 

 ダニの寄生を予防する方法の一つである、「ダニ予防薬」

その中でもどんな種類があるのか、わが子にはどの薬がいいのか

悩む飼い主さんも多いと思います。

 

 そこで、今回の記事では、

 ————————————  

 ・ダニ予防薬の種類・特長

 ・ダニ予防薬の時期 

————————————

 など、わかりやすく解説していきます。

 

 じっくり読み込んでくださいね! 

 

 

 

ダニ予防薬の種類と特長

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チュアブルタイプ

 長毛種でスポットオンが難しい、

または見知らぬ食べ物でも大丈夫な

ペットに最適です。

 

 このおやつ感覚の予防薬は、基本的に愛犬が食べやすい

フレーバーによって、飼い主さんも投薬が楽になるという

利点があります。

 

 特に何でも食べてくれる大らかな性格の子が

多い大型犬や、食べることが大好きなタイプ、

見知らぬ食べ物にも興味を持って慎重派ではない子には

与えやすい予防薬です。

 

 シャンプーをする機会が多い子も

そのタイミングにこだわらずに与えられます。

多くのチュアブルは有効成分以外に美味しい成分が

含まれており、その成分にアレルギーがある子、

あるいは食餌療法を行っている子には使用できません。

 

 また、しっかり噛んで食べさせる必要があるものが

一般的なため、がっついて丸のみしそうな子に

与える場合は注意が必要です。

 

スポットオンタイプ

 短毛で、食べるお薬を警戒してしまう

ペットにはコチラが簡単!

 

 液体を皮膚に滴下する予防薬は、食べることが

難しいタイプの愛犬にピッタリです。

 

 首の後ろに滴下して舐めさせないように

注意することで投薬が終わります。

最近ではシャンプーをする機会が多い子でも、

シャンプー後に比較的早い時間で

滴下することが可能なタイプも出ています。

大人しく比較的短毛な犬には飼い主さんにとっても

使い勝手が良いタイプです。

 

 皮膚が弱い子、なかなかじっとしてくれない、

あるいは抱っこをすることが多い、という場合には

内服薬を検討した方が良いでしょう。

 

 多頭飼いをしていてペット同士が

舐め合うなどが考えられる場合も

非常に注意が必要です。

 

錠剤タイプ

 食物アレルギーが気になるなら

フレーバー無しの錠剤が安心!

 

 シンプルに薬剤のみが錠剤になったものと

フレーバーがついた錠剤が存在します。

 

 薬剤のみのタイプは有効成分のみで、

食べやすいなどの工夫はされていません。

フレーバーがついたタイプはペットの食いつきが

いいように配慮されています。

 

 フレーバー成分が含まれていることで、

食物アレルギーなどの問題がある子は服用できない場合が

あり、注意が必要です。

 

 薬剤のみのタイプはそういった心配もなく、

薬剤に対する問題がなければどの子にも

与えることができますが、フードに混ぜたり、

トリーツに混ぜたり、といった工夫をしなければ

食べてくれないこともあります。

 

ダニ予防薬の時期

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 毎月のケアが大切です!

 

 ノミやダニの予防には、1年間通しての対策が望ましいです。

 

 マダニは一般的には春から夏にかけてが

一番活発な活動時期ですが、

種類によっては冬でも活動するものもいます。

 

 そのため、ダニ対策は1年間通し、

しっかり行うことが大切になります。

 

 

まとめ

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 ペットのダニ予防はペットのためにも飼い主さんの

ためにも必要なものです。皮膚の赤み、かゆみの症状以外にも

恐ろしい感染症を媒介します。

 

 愛犬を守るため、そして飼い主さん自身の安全のためにも

ダニ駆除は毎月定期的に行いましょう!

 お薬を使うときは、かかりつけの獣医師さんと

相談し、その子の性質に合ったものを処方してもらいましょう。

 

 いかがでしたでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

愛犬の飼い主さんのお役に立てればと思います。

 

 

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