こんにちは、顔デカおじさんの嫁です!
愛犬を飼っている飼い主さんなら知っておくべき病気「フィラリア症」!
本来投薬をきちんとしていれば予防できる病気です。
もし愛犬のフィラリア予防を
「してない!忘れた!できなかった!」場合は
どうなるのでしょうか。
この記事では、
————————————
・しなかった場合どうなるのか
・飲ませ忘れた時の対処方法
・フィラリア検査のタイミング
————————————
など愛犬のフィラリア予防について
分かりやすく解説します!
じっくり読み込んでくださいね!
愛犬のフィラリア予防をしていないとどうなる?
フィラリア症予防はしてないと、場合によっては死んでしまう
こともあります。
どうして死んでしまうのか、とても簡単にいうと、
愛犬の心臓に住みついて大きくなり、
血液がうまく流れなくなってしまうから」
です。
予防をしていれば防げる病気なので、絶対に予防した方が
いいです。
❁フィラリアの薬を飲ませ忘れた場合の対処
もし、フィラリアの薬の飲み忘れに気づいた時、
やるべきことが2つあります。
・気づいた時点ですぐに次の予防薬を飲ませる
・翌年フィラリア予防を始める前に必ず検査する
これは、1週間忘れてしまった時も、1ヶ月忘れてしまった時も
同じです。
1ヶ月以上薬を飲み忘れても予防は間に合うかも!
今すぐ薬を飲ませよう!
「1週間の飲み忘れでも1ヶ月の飲み忘れでも対処法が
一緒ってどういうこと?」
と思われるかもしれません。
確かに、薬を飲み忘れていた間にフィラリア幼虫が愛犬の
血管に入り込んでしまった場合は効果はありません。
でも考えてみれば、「いつフィラリアに感染したか」なんて
私たち人間にはわからないですよね。
例えば、3ヶ月間薬を飲み忘れていたけど、
運良くフィラリアには感染していないかもしれません。
フィラリアには感染してしまったけど、
感染したのは1週間前かもしれない。
だとすれば、まだフィラリアの幼虫は血管まで
到達していないはず…お薬をすぐに飲ませてあげれば
しっかり駆除できるんです!
一度薬を忘れてしまったからといって、そのまま薬を飲ませるのを
止めてしまうと感染したフィラリアが成長して血管に
入り込んでしまうリスクが高くなるばかりです。
フィラリアの薬を飲み忘れても、
気づいた時点ですぐに次の薬を
飲ませるのが正解です!
❁何日までなら飲み忘れても大丈夫?
フィラリアのお薬は、きっちり1ヶ月毎ではなく、
1週間~10日程度なら飲ませるのが遅れても問題ありません。
飲み忘れてしまっても早めに気づけば大丈夫なんです!
《理由》
感染したフィラリア幼虫は愛犬の身体の中で
皮下→血管→心臓へと移動していきます。
皮下にいる間だけで、血管の中に移動してしまった後では
お薬を飲ませても効果はありません。
なので、フィラリア幼虫が皮下にいる間にお薬で
きちんと駆虫(虫下し)することが大切なんです。
フィラリアのお薬の飲み忘れを防ぐには?
愛犬が「今日は投薬日だよ!」と知らせてくれると
いいのですが、そういうわけにもいきませんよね。
そこで、飼い主さんが自分でできる飲み忘れ防止策を
考えてみました。
❁飲み忘れ防止カレンダー
便利なのは、お年寄りや介護の時に使うことの多い
「お薬カレンダー」というものです。
カレンダーとオールポケットが一緒になったようなもので、
100円ショップに置いてあることもあります。
人間も服薬する機会の多いご家庭なら、工夫次第で
家族のお薬の管理をこれひとつでできるかもしれないですね。
コチラから購入できます↓↓↓↓↓↓
❁スマホでアラームをセットする
スマホで目覚まし時計の機能を使うように、
例えば毎月1日の朝ごはんの時間に「フィラリア予防薬投与」の
アラームが鳴るようにセットしておきます。
投薬のタイミングを忘れずに済むようになるかもしれません。
また、お薬飲み忘れ防止用のリマインダーアプリを
利用するのも一案です。
❁パッケージに日付を書く
人間用のお薬の飲み忘れ防止法として、1日ごとや
飲むタイミングで薬を整理できるピルケースを使う
という手段をよく見かけます。
ピルケースに入れておけば、部屋も散らからずに
すっきりさせておくこともできそうです。
ところが、フィラリア予防薬はパッケージから出して
保管することが難しいものが多いと思います。
そこで、「このお薬はこの日に飲むのだ」と決めて、
薬が入っているパッケージに日付を書いてしまうと
もっと飲み忘れを防ぐことができるかもしれません。
フィラリアの検査は「今すぐ」ではなく「翌年」でOK!
「フィラリアに感染した状態で薬を飲ませるのは危険だから、
薬を飲ませる前に血液検査で調べましょうね。」
って獣医さんから聞いてことはありませんか?
感染したフィラリアが成長して幼虫を出産していると、
薬を飲んだ時に愛犬がショック状態になってしまうからです。
確かに、毎年予防を始める前の血液検査は大切なのですが、
今回のように、途中で薬を飲ませ忘れてしまった場合は
検査は必要ありません。
理由は2つあります。
理由①:
フィラリアに感染してから6ヶ月ほど経たないと、
血液検査しても感染しているかどうか判定できないから。
理由②:
感染したフィラリアが成長して幼虫を出産するのは、
6ヶ月以上経ってからだから。
つまり、薬を飲み忘れて、
もしフィラリアに感染してしまったとしても、
・6ヶ月以内は本当に感染しているかどうか確かめられない
・6ヶ月以内は感染したまま薬を飲んだからといって
愛犬の健康上問題になることはない
というわけなんです。
翌年のフィラリア予防シーズンになったら、血液検査で
フィラリアに感染していないかどうか調べてもらってから
お薬を飲ませ始めるようにしましょう。
まとめ
もし、フィラリアのお薬を飲ませ忘れた場合、
飼い主さんがやるべきことは、以下の3つです。
・薬を飲み忘れた期間が1週間~10日であれば、ほぼ問題ない。
・薬の飲み忘れに気づいたら、すぐに次の予防薬を飲ませる。
・薬を飲み忘れたからといって、
すぐに検査する必要はないが、翌年、
フィラリア予防薬を飲ませる前に
必ず検査を受けて感染を確かめる
です。
落ち着いて、残りの予防薬をしっかり飲ませてあげてください。
とはいえ、きっちり薬を飲ませてあげられないと、
フィラリアに感染してしまうというリスクがつきまといます。
大切な愛犬を確実にフィラリアから守ってあげるために、
月に1回のお薬を忘れずに飲ませてあげてくださいね!
いかがでしたでしょうか。
この機会に、ぜひフィラリア予防の大切さを改めて
考えてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
愛犬の飼い主さんのお役に立てればと思います。