顔デカおじさんのトキメキブログ

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【ペット】現役動物看護師が教える愛犬の散歩の目安

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 こんにちは、顔デカおじさんの嫁です!

今回は「愛犬の散歩」の必要性や時間の目安などについて

書きました!この記事を読めば、アナタもお散歩マスターになれるかも!?

じっくり読み込んでくださいね! 

 

 

散歩の目的

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 「小型犬は散歩がいらない」「大型犬は毎日数時間の散歩が必要」など

聞いたことがあるかもしれませんが、そんなことはありません。

 

犬にとって散歩は運動や排泄をするだけではありません。基本的に

毎日散歩をしてあげることが理想ですが、量よりも質が大切です。

 

ストレス発散

 問題行動のきっかけは、なんらかのストレス(欲求不満)が

原因のことがほとんどです。

 

散歩によって、外の刺激に触れることで五感が刺激され、

本能的欲求を満たすことができ、問題行動が起きにくくなります。

 

 

社会性の向上

 飼い主さんや他の犬とのコミュニケーションを取ることで、

社会性が身に付きます。

 

 ただリードを持って適当な時間を歩くのではなく、名前を

呼んだり、信号待ちの時にはお座りをさせたり、解放の合図で

歩きだしたり、積極的にコミュニケーションを取りましょう。

 

年齢に合った散歩のポイント

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子犬の場合

 迎えたばかりの子犬はワクチンが終わっていないなどですぐに

散歩ができない場合があります。そういった時期では、

抱っこ散歩でいろいろな刺激に慣れさせてあげることで、

社会性が身に付きます。

 

お散歩デビューの時期には、運動よりもいろいろな刺激を経験することが

大きな目的です。長い距離を歩くのではなく、家の周りをゆっくり

回るなど、家から近い場所で外の刺激に慣らしてあげましょう。

 

◆ポイント!◆  

ワクチン、狂犬病の注射が全て終わるまでお散歩デビューを

待っていると社会化期を過ぎてしまうため、お家に慣れた時点で

抱っこ散歩は始めてあげる。

 

成犬の場合

 成犬の場合は、どんな犬種でも元気いっぱいです。ただ歩くだけの

お散歩ではなく、走ったりトレーニングやボール投げをしたり、

違う動きを取り入れてあげるとより良いです。

 

たまにはお散歩のコースを変えてマンネリを予防することや、

休日はドッグランに連れて行き、走らせてあげることもオススメです。

 

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シニア犬の場合

 シニア犬の場合は愛犬のペースで散歩させてあげてください。

 

車や人通りの多い道よりも、落ち着いて散歩できる公園がオススメです。

草や土の上は気分が上がりますし、足の裏でいろいろな地面を

感じることは良い刺激になります。

 

散歩時間の目安

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 「小型犬だから何時間散歩が必要」

「大型犬だからどのくらいの距離を散歩しなければいけない」といった

明確な基準はありません。

 

散歩は時間よりも「質」が大切と考えられています。

この記事の「散歩の質を高める工夫と時間」はあくまでも目安として

紹介しますので参考程度にご覧ください。

 

小型犬の1日の散歩時間

 小型犬の散歩は1回20~30分程度を2回行いましょう。

 

のんびり愛犬の歩くスピードに合わせて散歩をしたり、時には短い距離を

一緒に走ってみたりするのも良いでしょう。

 

ジャクラッセルテリアといったテリア種は、とてもエネルギッシュな

犬種です。飼い主さんのペースで30分散歩したくらいでは

疲れてくれません。

 

散歩のルートに公園をはさんで、ロングリードでボール投げをしたり、

外で「お座り」「呼び戻し」をしたり違った動きや刺激を取り入れることを

オススメします。

 

中型犬の1日の散歩時間

 中型犬の散歩は、1回30分~1時間程度を2回行いましょう。

 

中型犬に分類される犬種は幅広いため、体格や体重でも差があります。

小型犬と同様、ただ長く歩けばいいわけではないため、走ったり、

レーニングをしたりするようにしましょう。

 

中型犬以上になると、家での運動は難しいです。運動不足になり

ストレスが溜まり、問題行動を起こしやすくなるため、

メリハリのある散歩が理想です。

 

大型犬の1日の散歩時間

 大型犬の散歩は、1回30分~1時間程度を2回行いましょう。

中型犬と同じ散歩時間目安ですが、30分~1時間が毎日散歩できる

現実的な時間なのです。

 

その代わり、定期的にドッグランや、公園でロングリードをつけて

思いっきり走らせてあげることで欲求を満たしてあげましょう。

 

頭を使うことも意外と疲れるので、散歩の時間が短くなった時には、

室内でできるゲームやトレーニングをすることもオススメです。

 

散歩する要注意な時間帯

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 季節や愛犬の性格によって、散歩の時間を変えることも大切です。

 

夏の場合

 夏は日中地面の温度が60度にもなり、肉球をヤケドしたり、

熱中症になる危険性があります。地面が暑くなる前の早朝や、

地面の温度が下がりきってからの夜などにお散歩してあげましょう。

 

冬の場合

 冬は、雪道を長時間散歩すると、低温やけどや凍傷になる恐れ

あります。雪が積もらない地域でも、凍結防止に撒かれる融雪剤に

要注意です。

 

融雪剤は塩化ナトリウムでできており、皮膚に付くと皮膚炎や

皮がめくれてしまいます。また、雪解け水や融雪剤を誤食すると、

嘔吐や下痢などの症状を引き起こします。

 

極度の怖がり・攻撃性の高い犬の場合

 極度の怖がりさんや攻撃性の高い、見知らぬ人や犬に対して

過剰に興奮しやすい犬の場合は、できるだけ人通りの少ない時間や

場所を選んで散歩しましょう。

 

改善のためのトレーニングを行うときは、専門のドッグトレーナーに

相談することをオススメします。

 

まとめ

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 愛犬の散歩で大切なのは、時間よりも質。時間はあくまでも

数字で表したときの目安です。長い散歩ができないのなら、

いかに愛犬を楽しく疲れさせることができるか考えましょう。

 

 いかがでしたでしょうか。今回は「愛犬の散歩」の必要性や

時間の目安などについて書きました!

参考になればと思います。