こんにちは!顔デカおじさんの嫁です!
今回はフィラリア症に感染してしまった場合に出る症状のひとつ、
「咳」について書いていこうと思います。フィラリア症は、予防薬を
正しく投薬していれば、防ぐことのできる病気です。
じっくり読み込んでくださいね!
フィラリア症:初期症状「咳」
❁なぜ咳が出るの?
フィラリアは、肺に血液を送るための大切な場所である、
肺動脈や心臓の右側に寄生するため、代表的な症状は
心臓と肺にみられます。
❁肺障害による咳
フィラリアの刺激によって肺への血管がカチコチに
硬くなってしまったり、血栓を作ってしまうことで、
肺が傷ついたりします。
初期症状では運動したときのみの咳や活動量の低下などが
ありますが、重度になってくると咳き込みや呼吸困難、
チアノーゼ(舌や歯ぐきが青ざめる、白っぽく見える)と
いった症状が出ます。
フィラリア症:「咳」の特徴
フィラリアの寄生数が少ない時は無症状です。
数が増えるに従い咳が見られるようになってきます。
散歩中に「ゲーッ ゲーッ」と吐き出すような、
喉に何かつまったような動作をするようになったら
かなり進行しています。安静時にこの「ゲーッ ゲーッ」が
出るようであれば重症。
フィラリアで来院する飼い主さんの多くが喉に何か
骨がつっかえたようだとおっしゃってきますが、
これはまぎれもなく咳です。
フィラリア症:「咳」の治療法
❁フィラリア症による「咳」の治療法
咳などがみられる場合は強心剤、利尿剤、降圧剤などを使用します。
こちらの薬はフィラリアが消えても継続しなければならないケースが
多いです。
肺の血管の蛇行と炎症から咳が消えない犬も多いです。
予防は簡単なのに対して治療はかなり面倒です。
まとめ
万が一フィラリア症を発症してしまうと、病気だけでなく
治療でも愛犬の身体に負担がかかってしまいます。
お薬の適切な使用で予防できるので、忘れず、
確実にお薬を使用しましょう。
いかがでしたでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
愛犬の飼い主さんのお役に立てればと思います。