卵の黄身と白身の違いて何?
同じ卵でも栄養素も性質も全然ちがうよ!
性質の違いを理解して、より良いお菓子作りを!
記事下の方でオススメ商品紹介しています。
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卵の成分
100g当たり
全卵 | |
---|---|
カロリー | 151㎉ |
タンパク質 | 12.3 |
脂質 | 10.3 |
炭水化物 | 0.3 |
100g当たり
卵黄 | |
---|---|
カロリー | 387㎉ |
タンパク質 | 16.5 |
脂質 | 33.5 |
炭水化物 | 0.1 |
100g当たり
卵白 | |
---|---|
カロリー | 47㎉ |
タンパク質 | 10.5 |
脂質 | Tr |
炭水化物 | 0.1 |
卵黄は脂質が多く、卵白は固形物90%がタンパク質です。
卵白
卵白(卵の60%)
外側から「外水様卵白」「濃厚卵白」「内水様卵白」の三層にわかれています。
新しい卵白ほど濃厚卵白が多く、その両端が卵殻部にしっかりと結合しています。
卵白の成分は、約88%が水分でできていて、固形分の90%以上がタンパク質です。
このタンパク質は「起泡性」や「熱凝固性」など、お菓子作りに欠かせない役割を
もっています。
卵黄
卵黄(卵の30%)
卵黄膜の両端に「カザラ」というねじれたひも状の物質のおかげで、
常に卵の真ん中にいるように安定化されています。
卵黄は卵白よりも、固形分が多く(50%)、その2/3を脂質が、1/3をタンパク質が占めています。
脂質には「レシチン」という乳化剤を含んでいます。
乳化剤とは本来なら混ざり合わない「水と油」を「乳化」(混ぜる)させるときに使います。
クッキー生地などの油と水分を混ぜる時に、卵のレシチンにより混ざっているのです。
卵の役割
卵白 | 卵黄 | |
---|---|---|
焼き色 (メイラード反応) |
◯ | ◯ |
熱凝固性 | ◯ | ◯ |
起泡性 | ◯ | △ |
乳化性 | △ | ◯ |
起泡性では卵白、乳化性だと卵黄
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まとめ
卵黄の卵白もそれぞれいい所がある、非常に優秀な材料です。
性質の違いを理解して、より良いお菓子作りを!